郡山市議会 > 2022-09-06 >
09月06日-01号

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  1. 郡山市議会 2022-09-06
    09月06日-01号


    取得元: 郡山市議会公式サイト
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    令和 4年  9月 定例会         令和4年郡山市議会9月定例会会議録---------------------------------------            令和4年9月6日(火曜日)---------------------------------------議事日程第1号   令和4年9月6日(火曜日) 午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定    (委員長報告から採決まで) 第3 諸般の報告 第4 特別委員会中間報告     郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会 第5 議員派遣 第6 議案第99号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から    議案第127号 専決処分の承認を求めることについてまで    (市長の提案理由説明)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定      (委員長報告から採決まで) 日程第3 諸般の報告 日程第4 特別委員会中間報告       郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会 日程第5 議員派遣 日程第6 議案第99号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第7号)      議案第100号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第101号 令和4年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議案第102号 令和4年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第1号)      議案第103号 令和4年度郡山市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)      議案第104号 令和4年度郡山市県中都市計画郡山西口市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)      議案第105号 令和4年度郡山市総合地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)      議案第106号 令和4年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第1号)      議案第107号 令和4年度郡山市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第1号)      議案第108号 令和4年度郡山市多田野財産特別会計補正予算(第1号)      議案第109号 令和4年度郡山市河内財産特別会計補正予算(第1号)      議案第110号 令和4年度郡山市片平財産特別会計補正予算(第1号)      議案第111号 令和4年度郡山市月形財産特別会計補正予算(第1号)      議案第112号 令和4年度郡山市舟津財産特別会計補正予算(第1号)      議案第113号 令和4年度郡山市舘財産特別会計補正予算(第1号)      議案第114号 令和4年度郡山市浜路財産特別会計補正予算(第1号)      議案第115号 令和4年度郡山市横沢財産特別会計補正予算(第1号)      議案第116号 令和4年度郡山市中野財産特別会計補正予算(第1号)      議案第117号 令和4年度郡山市後田財産特別会計補正予算(第1号)      議案第118号 令和4年度郡山市水道事業会計補正予算(第1号)      議案第119号 令和4年度郡山市下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第120号 郡山市部設置条例の一部を改正する条例      議案第121号 郡山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例      議案第122号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第123号 郡山市手数料条例の一部を改正する条例      議案第124号 郡山市保育所条例の一部を改正する条例      議案第125号 郡山市麓山地区駐車場条例      議案第126号 郡山市体育施設条例の一部を改正する条例      議案第127号 専決処分の承認を求めることについて      (市長の提案理由説明)---------------------------------------出席議員(37名)     1番 吉田公男議員        2番 渡部龍治議員     4番 箭内好彦議員        5番 塩田義智議員     6番 蛇石郁子議員        7番 柳田尚一議員     8番 村上晃一議員        9番 三瓶宗盛議員    10番 名木敬一議員       11番 山根 悟議員    12番 福田文子議員       13番 會田一男議員    14番 森合秀行議員       15番 佐藤徹哉議員    16番 近内利男議員       17番 岡田哲夫議員    18番 飯塚裕一議員       19番 佐藤栄作議員    20番 大木 進議員       21番 但野光夫議員    22番 折笠 正議員       23番 良田金次郎議員    24番 栗原 晃議員       25番 廣田耕一議員    26番 久野三男議員       27番 佐藤政喜議員    28番 高橋善治議員       29番 八重樫小代子議員    30番 諸越 裕議員       31番 今村剛司議員    32番 田川正治議員       33番 小島寛子議員    34番 石川義和議員       35番 遠藤敏郎議員    36番 大城宏之議員       37番 七海喜久雄議員    38番 鈴木祐治議員欠席議員(なし)欠員(1名)---------------------------------------説明のため出席した者   市長      品川萬里      副市長     菅野利和   副市長     村上一郎      総務部長    柳沼英行   政策開発部長  佐藤直浩      財務部長    佐藤達也   税務部長    古川明彦      市民部長    馬場章光   文化スポーツ           橋本裕樹      環境部長    橋本仁信   部長   保健福祉部長  松田信三      こども部長   相楽靖久                     産業観光部長   農林部長    山口 勇              伊坂 透                     心得   建設交通部長  緑川光博      都市整備部長  安藤 博                     上下水道事業   会計管理者   菊地幸一              野崎弘志                     管理者   上下水道局長  大竹伸裕      教育長     小野義明   教育総務部長  寄金孝一      学校教育部長  嶋 忠夫   代表監査委員  藤橋桂---------------------------------------事務局職員出席者                     議会事務局次長   議会事務局長  薄 正博              吉村 隆                     兼総務議事課長   総務議事              総務議事           榮 一寿              鈴木美香   課長補佐              課長補佐   議事係長    伊藤広喜      主任      松崎直美   主査      柳沼弘和      主査      遠藤慶一郎---------------------------------------    午前10時00分 開会・開議 ○塩田義智議長 これより令和4年郡山市議会9月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等届出者は皆無であります。 地方自治法第121条第1項の規定により、市長をはじめ他の執行機関に出席を求めましたところ、出席通知がありましたので、説明員職氏名タブレット端末へ配信しております。 本日の議事は議事日程第1号により運営いたします。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○塩田義智議長 日程第1に従い、会議録署名議員の指名をいたします。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において、廣田耕一議員久野三男議員佐藤政喜議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定(委員長報告から採決まで) ○塩田義智議長 日程第2に従い、会期の決定を議題といたします。 本定例会の運営については、議会運営委員会において協議され、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、議会運営委員会委員長報告を求めます。佐藤徹哉委員長。    〔佐藤徹哉議会運営委員会委員長 登壇〕 ◆佐藤徹哉議会運営委員会委員長 おはようございます。 議会運営委員会委員長報告を申し上げます。 本委員会を去る8月30日に開催し、本日招集の9月定例会の運営について協議いたしましたところ、次のような方向づけがなされましたので、ご報告いたします。 初めに、会期について申し上げます。 会期は、本日から10月4日までの29日間といたします。 次に、会議日程について申し上げます。 本日は、タブレット端末へ配信してあります議事日程第1号により運営いたします。7日、8日は議案調査のため休会といたします。9日は事務整理日のため休会といたします。10日、11日は土曜日、日曜日のため休会といたします。12日、13日、14日、15日は市政一般質問を行います。16日は常任委員会を行います。17日、18日、19日は土曜日、日曜日、祝日のため休会といたします。20日は常任委員会を行います。21日は事務整理日のため休会といたします。22日は本会議を開き、各常任委員会委員長報告を徴し、令和4年度補正予算等議案及び請願を審議いたします。23日、24日、25日は祝日、土曜日、日曜日のため休会といたします。26日、27日、28日は決算議案書熟読日のため休会といたします。29日、30日は決算特別委員会を行います。10月1日、2日は土曜日、日曜日のため休会といたします。3日は決算特別委員会を行います。最終日、4日は午前10時から決算特別委員会を行い、その後、午後1時30分から本会議を開き、本定例会に係る全ての案件を議了することといたします。 次に、市政一般質問について申し上げます。 発言の通告者は、立憲民主党郡山2名、自由民主党郡山市議団1名、志翔会2名、新政会3名、郡山市議会公明党2名、緑風会1名、日本共産党郡山市議団1名、虹とみどりの会1名、無所属の会1名、立憲民主党1名、計15名であります。 質問の順序は、1番、飯塚裕一議員、2番、佐藤栄作議員、3番、吉田公男議員、4番、福田文子議員、5番、箭内好彦議員、6番、私佐藤、7番、良田金次郎議員、8番、田川正治議員、9番、久野三男議員、10番、高橋善治議員、11番、八重樫小代子議員、12番、蛇石郁子議員、13番、石川義和議員、14番、名木敬一議員、15番、小島寛子議員、以上であります。 なお、市政一般質問の日程は、9月12日、13日、14日はいずれも4名、15日は3名といたします。 次に、議案の審議方法について申し上げます。 議案第99号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から議案第127号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案29件について、一括して議題に供し、市政一般質問終了後、各常任委員会分割付託の上、9月22日の本会議で先議することといたします。 また、9月15日の市政一般質問最終日に提出される予定の令和3年度決算議案については、市政一般質問終了後、決算特別委員会を設置し、これに付託の上、最終日の10月4日に議決することといたします。 次に、追加議案及び議会案並びに請願があった場合の取扱いについては、市政一般質問最終日補正予算等議案及び請願先議日または定例会最終日に協議することといたします。 なお、議会案及び補正予算等議案、請願の討論の締切りについては、9月20日午後5時といたします。 また、令和3年度決算議案討論締切りについては、10月4日の決算特別委員会終了後、10分といたします。 次に、請願の締切りについては、9月12日午後5時といたします。 以上、ご報告申し上げます。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本定例会の会期については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長報告のとおり、本日から10月4日までの29日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○塩田義智議長 日程第3に従い、諸般の報告をいたします。 初めに、議長会関係の会議について申し上げます。 去る7月4日、全国市議会議長会第233回部会長会議、7月5日、全国市議会議長会第228回理事会及び第24回国と地方の協議の場等に関する特別委員会が東京都において、7月26日、福島市において北海道・東北新幹線沿線都市議長会令和4年度定期総会、7月28日、東京都において東北市議会議長会理事会が開催され、いずれも私が出席してまいりました。これらの会議の概要については、タブレット端末へ配信しておりますので、ご了承願います。 次に、令和4年6月定例会において可決された意見書については、内閣総理大臣をはじめ関係機関に提出しております。 次に、市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、報告第19号 専決処分事項の報告がありました。これについては、既にタブレット端末に配信しておりますので、ご了承願います。 次に、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、令和4年度第1回定期監査の結果に関する報告がありました。また、地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和4年3月分から7月分までの例月現金出納検査の結果について報告がありました。これらについては、いずれも既にタブレット端末に配信しておりますので、ご了承願います。 次に、教育委員会から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、令和3年度対象教育委員会事務点検評価報告書の提出がありました。これについては、既にタブレット端末に配信しておりますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第4 特別委員会中間報告塩田義智議長 日程第4に従い、特別委員会中間報告を行います。 郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会中間報告を求めます。七海喜久雄委員長。    〔七海喜久雄郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会委員長 登壇〕 ◆七海喜久雄郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会委員長 郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会中間報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月5日、25日、8月10日、25日の4回にわたり、委員会を開催いたしましたので、その概要についてご報告を申し上げます。 初めに、7月5日開催の第9回特別委員会では、参考人から意見聴取を行い、市内3団体の代表者から郡山市産米の消費拡大に係る様々な意見を聴取いたしました。 次に、7月25日開催の第10回特別委員会では、まず、米の日等について、名称をこおりやま「お米の日」とすること及び日にちを毎月8日にすることを決定しました。 その後、消費拡大を目指す条例案については、こおりやま「お米の日」を条文に加えること及び逐条解説を備えることを確認いたしました。 その後、今後の開催スケジュールを確認いたしました。 次に、8月10日開催の第11回特別委員会では、消費拡大を目指す条例案については、こおりやま「お米の日」の条文の内容を確認するとともに、条例の名称を郡山市産米の消費拡大の推進に関する条例とすることに決定いたしました。 また、逐条解説(案)を作成し、今後協議を進めることを確認しました。 その後、今後の協議の参考とするため、条例等に対する当局の意見聴取を行うことを決定いたしました。 次に、8月25日開催の第12回特別委員会では、まず、当局から意見聴取を行い、郡山市産米の消費拡大に係る様々な意見が交わされました。 その後、消費拡大を目指す条例案については、当局からの意見を踏まえ協議を行い、条文の内容を整理するとともに逐条解説の内容を決定し、当局との調整を行っていくことを確認いたしました。 また、パブリックコメントについては、周知方法を工夫しながら実施することを確認しました。 その後、提言内容については、各委員より提言項目が提出され、提言の趣旨及び提言内容の説明が行われました。 以上で中間報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの中間報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第5 議員派遣塩田義智議長 日程第5に従い、議員派遣議題といたします。 奈良采女祭に係る議員派遣は、本市の姉妹都市である奈良市において9月10日に開催される奈良采女祭に郡山市親善使節団員として私及び石川義和議員を派遣するため、会議規則第85条の規定に基づき、議決を求めるものであります。 お諮りいたします。本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議員派遣一覧のとおり、奈良采女祭に郡山市親善使節団員として私及び石川義和議員を派遣することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、奈良采女祭については、議員派遣一覧のとおり派遣することに決定いたしました。 さらにお諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要する際、その措置を議長に委任いただくことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、そのように決しました。--------------------------------------- △日程第6 議案第99号から議案第127号まで(市長の提案理由説明) ○塩田義智議長 日程第6に従い、議案第99号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から議案第127号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案29件を、件名の朗読を省略し一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 令和4年郡山市議会9月定例会提案理由の説明に先立ちまして、職員の不法行為について申し上げます。 このたび、本市の会計年度任用職員による窃盗等事案、及び放課後児童クラブ保護者会費を私的流用する事案が発生しました。当該職員については、郡山市職員分限懲戒審査委員会の審議結果を踏まえ、去る7月8日及び8月2日付で、いずれも厳正に懲戒処分を行ったところであります。 かかる犯罪行為の発生は、誠に遺憾であり、関係者の皆様をはじめ、市民の皆様に深くおわびを申し上げます。 今後はかかる事態を招くことがないよう、会計年度任用職員も含め全職員に対して綱紀の粛正を図り、厳正な服務規律を確保するとともに、不祥事の再発防止に万全を期し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症対応等について申し上げます。 本市の新型コロナウイルス累計陽性者数は、昨日現在3万4,626人となっております。新規陽性者数につきましては、7月下旬から200人を超える日が続き、8月18日には701人と過去最多になり、昨日は378人で依然として高い水準にあります。 このような状況の中、医療従事者の皆様をはじめ、感染症の対応に最前線で懸命にご尽力いただいております関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。今後は、ウィズコロナを見据え、症状に応じた医療機関を受診いただくなど、医療機関の特性に応じた医療の提供が図られるよう、郡山医師会と協議してまいります。 感染対策につきましては、防災メール市ウェブサイトなどを活用して、市民の皆様お一人おひとりに注意喚起を行い、あわせて、ワクチン接種が進むよう、環境整備に努めてまいります。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種状況について申し上げます。 9月4日現在、12歳以上の対象者28万8,934人に対して、1回目の接種を終えた方が26万2,429人で接種率90.8%、2回目を終えた方が26万1,070人で90.4%、3回目を終えた方が20万8,755人で72.3%となっております。 4回目接種については、60歳以上の方及び18歳から59歳までの基礎疾患等をお持ちの方に加えて、7月22日から医療従事者高齢者施設従事者等にも対象者を拡大して実施し、9月4日現在で、4万8,746人の方が接種を終え、このうち、60歳以上の方につきましては、対象者10万7,828人に対して、4万3,933人で接種率40.7%となっております。 5歳から11歳までの方々の接種につきましては、対象者1万8,867人に対して、1回目の接種を終えた方が6,775人で接種率35.9%、2回目を終えた方が6,311人で33.4%となっております。 今後におきましても、郡山市新型コロナウイルスワクチン接種専門委員会のご指導の下、郡山医師会などの関係団体と緊密に連携し対処してまいります。 次に、市政を取り巻く情勢について申し上げます。 初めに、国の動向についてであります。 去る7月29日に閣議了解の2023年度予算の概算要求基準においては、人、科学技術・イノベーション、スタートアップ新興企業)、脱炭素・デジタルへの投資などが重要政策推進枠として示されました。 また先月15日に政府は、物価・賃金・生活総合対策本部を開き、家計負担軽減のため、食料品とエネルギーの価格高騰に対する新たな対策を講ずると表明しました。 これらの国の政策動向を注視し、時機を逸することなく市民生活地域経済に即連動できるよう、引き続き迅速な情報収集と的確な対応に努めてまいります。 次に、最近の景気動向雇用情勢について申し上げます。 我が国の経済については、内閣府は8月の月例経済報告において、「景気は、緩やかに持ち直している。」として基調判断を据え置いております。 また、日銀福島支店は6月の金融経済概況において、「県内景気は、供給制約の影響がみられているものの、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいでいることから、緩やかに持ち直している。」と総括判断を据え置いております。 雇用情勢については、郡山公共職業安定所管内の8月の有効求人倍率は1.54倍で、前月比で0.04ポイント上回り、県全体の倍率と比較し、0.14ポイント上回っております。引き続き、情報の収集・分析・提供に努めてまいります。 次に、農作物の生育状況について申し上げます。 今年は6月、7月の平均気温が高い傾向にありましたが、本市における水稲、野菜、果樹類の生育は、おおむね平年並みに推移しております。なお、東北農政局が先月発表した8月15日現在の福島県の水稲の作柄概況は「平年並み」となっております。 今後も、気候変動が農作物へ影響を及ぼす可能性も高いことから、農業経営体制の強化の一助として、大学や農業団体等と連携の下、園芸振興センターの機能を活用し、新品種の導入や新技術の実証、新規就農者への栽培技術支援等を行ってまいります。 続きまして、当面する市政の課題及び提出議案の概要について申し上げます。 初めに、大正13(1924)年9月1日の市制施行以来、着実な発展を遂げてきた本市は、2024年に市制施行100周年の大きな節目を迎えることになります。 記念事業については、広く市民のご意見を伺いながら、SDGsの基本理念実現や次の100年を見据え、オール郡山で、市民の皆様が参画できる、100周年という節目の年にふさわしい意義のある記念行事となるよう検討してまいります。 次に、欧州連合(EU)の国際都市地域間協力(IURC)プログラムにつきましては、本市と豊田市の関係機関で構成する訪欧ミッションを6月22日から30日までドイツのエッセン市並びにフランスのグルノーブル・アルプス都市圏へ派遣し、水素利活用や産学官連携のオープンイノベーションを学んでまいりました。 また、先月17日には私が豊田市を訪問し、今後の具体的な連携に向け、両市の取組や課題を共有してきたところであり、来月12、13日には訪日ミッションの受入れを予定しております。 今後とも県内の研究機関や産業支援機関、企業等と緊密に連携し、さらなる4都市地域間協力の枠組み強化や本市における産業振興・創出を図ってまいります。 次に、セーフコミュニティの推進については、令和5(2023)年2月に、2018年の国際認証の取得から5年満了となることから、再認証に関わる海外審査員の現地審査が本年11月に行われます。これまでの取組を海外審査員に報告することにより、国際認証を再取得し、安全・安心なまちづくりを基盤としたSDGsの目標達成を目指してまいります。 次に、本市及び猪苗代町の日本遺産「猪苗代湖・安積疏水・安積開拓を結ぶストーリー 未来を拓いた『一本の水路』」については、文化庁による総括評価・継続審査が行われ、その結果、認定の継続が7月29日に決定いたしました。関係者の皆様のこれまでのご尽力に深く感謝申し上げますとともに、先人の偉大なプロジェクトとその意義を後世へ着実に継承するため、国内外に向けさらなる発信と理解の深化に努めてまいります。 次に、郡山市下水道管理センター敷地の利活用につきましては、国土交通省が11月9日に開催する地方ブロックプラットフォームサウンディングに参加し、当該敷地の民間活力導入を含めた多様な土地利用について検討を進めてまいります。 それでは、提出いたしました議案の概要について申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。 オミクロン株に対応したワクチン接種については、2回目までの接種を完了した全ての方を対象として実施する経費を計上しております。 次に、小・中・義務教育学校の感染症対策等については、学校トイレ清掃業務委託を3学期も継続するための経費を計上しております。 続きまして、原油価格・物価高騰等への対応についてであります。 生活困窮世帯への支援については、冬期の影響を緩和するため、電気やガス、灯油などの光熱費等の負担を軽減する経費を計上しております。 次に、保育関係施設への支援については、放課後児童クラブや民間保育施設などの事業者に対し、光熱費や給食材料費の高騰に対応する補助金を新たに創設し、事業継続を支援する経費を計上しております。 次に、学校給食については、食材高騰に対応するための経費と給食費の2分の1相当額を3学期も継続して支援する経費を計上しております。 次に、中小企業等の支援については、公共交通事業者や運送事業者等及びDX化・GX化等の経営体質の強化に取り組む団体、並びに省資源化等に資する設備の導入等を図る製造業への支援に要する経費を計上しております。 次に、地域農業の中心となる経営体支援のため、高騰した肥料費の一部を助成する経費を計上しております。 これらの市民生活やなりわいを支援する必要な措置は、危機管理予算として、全35事業、19億1,307万円を計上しております。 続きまして、7月25日に宣言いたしましたベビーファースト運動の推進についてであります。 子育て、保育環境の整備については、子育て関連施設をアプリなどで容易に探せるマッピング機能の充実やその周知に要する経費のほか、市立保育所の空調設備更新に要する経費を計上しております。 また、コロナ禍における医療機関の負担リスクに備え、生後6か月から5歳未満の児童に対しては、インフルエンザワクチン予防接種費用の一部を助成する経費を計上しております。 今後とも、市民の皆様、事業者、本市が一体となり、市を挙げて子どもを産み育てやすいまちづくりを推進してまいります。 続きまして、懸案事項の早期解決と行政課題への対応についてであります。 (仮称)歴史情報・公文書館施設整備事業については、2024(令和6)年度の開館に向け、館内展示及び資料収集の方針等に外部有識者等からの意見を反映させるため、懇談会設置に要する経費を計上しております。 次に、麓山地区駐車場については、12月末の竣工に向け整備を進めており、施設の管理運営等の経費のほか、駐車料金のキャッシュレス決済導入に要する費用など、供用開始に必要となる経費を計上しております。 次に、観光等の振興については、DXを活用した新たな情報発信拠点としての観光案内所のリニューアル及びJR郡山駅構内への一般社団法人郡山市観光協会事務所移転のほか、DX推進に資する商店街等のにぎわい回復の支援に要する経費を計上しております。 次に、市役所DXの推進については、市民サービスの向上等に加え、災害時対応の強化のため、庁内電話交換機のクラウドサービス移行とそのためのスマートフォン導入に要する債務負担行為を計上しております。 また、施設等の点検・検査業務や各種調査等を進めるため、ドローン活用を推進してまいります。 次に、安全な交通を維持するため、道路の舗装補修や水路側溝等の改修等に要する経費を追加計上しております。 次に、農作物災害対策事業については、去る6月3日の降ひょうにより、被害を受けた日本梨農家に対し、品質確保を図るために必要な経費を計上しております。 次に、組織改編について申し上げます。 時代の変化へ即応するため、通常、年度当初に行うものを前倒しし、本年11月1日付で行政組織を改編する条例議案を提出しております。 主な改編内容としまして、バックキャストで都市計画を行うため、都市整備部を都市構想部に改称いたします。あわせて、そのために不可欠な交通政策と都市計画との連携体制を強化するため、総合交通政策課を建設交通部から移管し、建設交通部の名称を建設部に改称いたします。 また、マイナンバーカードは、私たちの今後の生活に重要な役割を果たすことから、その促進体制の整備のためマイナンバー推進課を新設いたします。 また、産業構造の変化に速やかに対応する雇用政策を行うため、雇用政策課を産業政策課に統合し、産業雇用政策課に改称いたします。 さらに、2023年4月のこども家庭庁の設置に伴う子育て政策の強化に備え、課の編成を行い、ヤングケアラーやシングルペアレントへの対応等、多様かつ切れ目のない支援に向けた体制強化を図り、各種施策の効率的・効果的な推進に努めてまいります。 以上が提出議案等の概要であり、この結果、一般会計補正予算案は、77億6,529万6,000円、累計では、1,464億3,578万6,000円となり、前年度同期に比較し、5.3%の増となります。 また、特別会計補正予算案は、前年度繰越金の確定に伴い補正する国民健康保険特別会計など、20の特別会計において、それぞれの目的に沿った経費を計上しております。 この結果、特別会計補正予算総額は、9億6,220万2,000円、累計では、1,042億3,946万7,000円、前年度同期に比較し、1.9%の増となります。 したがいまして、一般及び特別両会計の補正予算額は、87億2,749万8,000円、累計額は、2,506億7,525万3,000円となり、前年度同期に比較しまして、3.9%の増となります。 次に、条例及びその他の議案としては、郡山市部設置条例の一部を改正する条例など、条例議案7件、その他の議案1件を提出しております。 よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 なお、本会期中に令和3年度の各会計歳入歳出決算認定議案、並びに人事案件を追加提出いたしますので、あらかじめご了承をお願い申し上げます。 以上。 ○塩田義智議長 提案理由につきましては、後ほどタブレット端末へ配信いたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。    午前10時34分 散会...